生保業界の営業職員に対する賃上げ動向|中小企業の3つの対策

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この記事を書いた人
大野輝雄

大野輝雄社会保険労務士事務所 代表
株式会社アクションパートナーズ 代表取締役

社会保険労務士
一般社団法人 日本キャッシュフローコーチ協会 認定キャッシュフローコーチ
一般社団法人 採用定着支援協会 認定採用定着士
銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ

関西学院大学卒業、2007年に社会保険労務士として独立。大阪市内を中心に人事・労務についてのサポートやセミナー業務を行っている。同株式会社ならびに社労士事務所にて支援した企業は100社以上。大阪商工会議所、神戸商工会議所、堺商工会議所、高槻商工会議所等にてセミナー実績90回以上。

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最近、大手生命保険会社が相次いで大幅な賃上げを発表しました。明治安田生命は、営業職員を対象に6%を超える賃上げを行う方針を明らかにしています。これは5年連続の引き上げとなり、生保業界の営業職員に対する賃上げ動向からは、人材獲得競争が激しさを増している様子がうかがえます。

「うちはそんなに給料を上げられない」と不安になる経営者の方も多いかもしれません。しかし、大手の動きを知ることは、自社の採用戦略を考える上で非常に重要です。

今回は、大手生保のニュースを深掘りしつつ、中小企業が優秀な人材を確保するための3つの対策を分かりやすく解説します。

止まらない大手の賃上げラッシュ!その背景にあるもの

大手企業がこれほどまでに賃上げに力を入れるのには、明確な理由があります。単に景気が良いからというわけではなく、将来を見据えた人への投資が加速しているのです。

優秀な人材を囲い込むための必死の防衛策

企業にとって、社員は最も大切な財産です。特に営業職員のような直接利益を生み出す人材は、どの会社も喉から手が出るほど欲しい存在といえます。

明治安田生命では、営業職員に対して5年間で累計20%もの引き上げを行っています。これは、給料を上げてでも、良い人に長く働いてほしいという強烈なメッセージです。少子化で働く人が減っていく中で、待遇を良くしなければ人が集まらないという危機感が、大手を突き動かしています。

中小企業が大手に対抗して人材を確保する3つの秘策

資金力のある大手と同じ土俵で給料の額だけを競っても、なかなか勝つことは難しいのが現実です。しかし、中小企業には中小企業ならではの戦い方があります。お金以外の魅力で選ばれる会社になるためのポイントを見ていきましょう。

お金以外の「働きやすさ」をアピールする

求職者が会社を選ぶ基準は、給料だけではありません。むしろ、働きやすさや人間関係を重視する人が増えています。中小企業ができる具体的な工夫は以下の通りです。

➀柔軟な働き方の導入:子育てや介護と両立できるよう、時間の融通が利く制度や短時間勤務を整えます。

②経営者との距離の近さ:社長の想いやビジョンを直接伝え、自分の仕事が会社の役に立っているという実感を醸成します。

③成長支援の充実:資格取得の費用補助や丁寧な研修を行い、社員のキャリアアップを全力で応援します。

これらを組み合わせることで、大手にはない温かみのある魅力的な職場を作ることができます。

まとめ:生保業界の営業職員に対する賃上げ動向から学ぶ

今回のニュースは、生保業界に限らず、あらゆる企業にとって人への投資が待ったなしの課題であることを示しています。生保業界の営業職員に対する賃上げ動向が示す通り、賃金アップは重要ですが、それだけが全てではありません。柔軟性や温かさなど、自社にしかない魅力を磨き上げることが、優秀な人材を惹きつける鍵となります。

自社の強みを見直して、選ばれる会社を目指しませんか。

当事務所では、人材確保に効く就業規則の見直しや、社員のやる気を引き出す評価制度の作成をサポートしています。採用がうまくいかない、あるいは社員が定着しないとお悩みの経営者様は、ぜひ私たちにご相談ください。貴社の良さを最大限に引き出し、人が集まる魅力的な職場づくりを全力でお手伝いいたします。

 

 

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